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SEO

SEOと言う言葉が出てからどれくらいがたつでしょうか。過去、色々な方法が検索サイトの上位に入るために工夫されてきました(よく言えば)。 しかし、昨今検索サイトのロボット(スパイダ)もどんどん進歩して、そのようなテクニックで検索順位の上位にランクインさせようという技術ではもう無理のようです。 しかし翻ってみれば、最近特に、アクセシビリティやらユーザビリティという言葉が巷で使われていますが、多少の誤解を覚悟で言えば、それらを徹底すれば検索に関しても上位にランクされる可能性が高まるということがいえます(多少トレードオフになるものもありますが、あまり多くはありません)。 検索上位にランクインするためには、とにかく、JIS X8341-3あたりをしっかり意識して、それに加えて、ちょっとした工夫をする(以下に長々と書いてありますが)というのが結論のようです。

検索サイトでランクが上がる方法

まずはyahooなどのようなディレクトリ型の検索サイトは今回の話では除外します。つまり、ロボット(スパイダー)が自動で情報を集めるGoogleのような、検索サイトを対象にした話ということです。

さて、最初から結論を言うのも何ですが、「これだ」という方法は既に過去のもになっているようです。つまり以前ですとMETAタグのkeywordsタグに、キーワードをたくさん書くことによって、ロボットはランクを上げてくれたそうですが、今では読んでもくれないそうです。

 
  <META name="keywords" content="chikkun,chikkun,chikkun">
   

は無駄だということになります。

また、ずるもだめだそうです。例えば次のような方法があるわけですが、バレると検索エンジンスパムというレッテルを貼られ、ランキングを下げられたり、インデックスから削除されたり、或いは、そのドメインごと全て禁止されたりすると言うペナルティを課せられます。つまり、色々な裏技はあるけれど、長期的にはあまり有意義ではないと思われるわけです。以下に過去(或いは一部現在も)使われている、偽装工作のリストを書きます(下の僕が調べた限りでは、 6.CSS-Positioning以外はスパムと判断されて、かえってまずいようです)。

  1. クローキング:これは、単にUser-Agentなどを使って、ロボットだったら通常のユーザーが見るものとは違うものを見せるというテクニック。特に、flashなどを多用しているところでは、flashの中身はロボットが見ることが出来ないので、そのような方法をとるらしい。もちろん、ばれると上記のようなペナルティが課せられる。
  2. 背景と同色の文字を使うという方法。これだと人には見えないけれど、ロボットがしっかり読んでいってくれるので、以前のロボットでは文章にあるキーワードの回数だけで判断していた時代もあったので、過去には有効だったようですが、最近ではむしろスパムという判断をされてしまうことが多いようです。ただ実際には大手のウェブサイトでも未だに使われているそうです(これも少々情報が古いかも)。
  3. 人に見えない小さなフォントを埋め込む。上記と同様。
  4. <noframe>の中にキーワードを入れる。
  5. <noscript>の中にキーワードを入れる。
  6. CSS-Positioningを使って画面の外にキーワードを入れ込む。これはまだスパムとして登録されていないらしいですが(といっても現在はわからない---この話はちょっと古い)、そのうちスパムと見なされる可能性が高い。
  7. ルールを無視した<META>タグ。例えばkeywordsをいくつも作る方法。
  8. 転送の仕組みを悪用するリダイレクト。つまり、単にキーワードだけを意図したページを作り、ユーザーがそこに訪れたら、それをリダイレクトで飛ばしてしまうという方法。
  9. 見てもらいたいページに飛ばすドアウェイページをたくさん作る。
  10. ドメインを利用したテクニック。サブドメインを作る方法(keyword1.keyword2.keyword3.chikkun.com)やDNSにkeyword1.chikkun.com、keyword2.chikkun.com、keyword3.chikkun.comなどをたくさん作ったり、貴ワードを埋め込んだディレクトリーを、ドアウェイページのみを目的として作成するなどがあります。
  11. フェイクコピーリスティング。これは人気サイトをそのままコピーして使う方法。
  12. リンクスパム。意味のないリンクをたくさん作って、評価を上げようとする方法(後述するように、現在はサイトの中身と同時にリンクなども評価の対象になっている)。
  13. 隠しリンク(上記とほぼ同じ目的)。
  14. リンクファーム。みんなで協力し合ってお互いに相互リンクを張ったり、自分でたくさんのサーバーを持って相互リンクを張ったり、或いは、業者に頼んだりする(これも後述するように意味のあるリンクでは問題ないのでしょうが、ほとんど関連のないリンクはまずい)。

description属性

冒頭に述べましたように、metaタグのkeywords属性はロボットが無視してしまうので(ただ未確認ですが、infoseekあたりはまだ見ているという話もあるようです)意味がないと話をしましたが、description属性も同様に評価にはなりません。しかし、検索結果のようやくのところで使う検索サイトもあるので、入れておいた方が良いともいます。

というわけで、結局正攻法でやるしかないようです。

重要な3つのポイント

ロボットは大きく分けると、次の3つに関して評価して、最終的に総合評価をするそうです。

  1. テキスト要素
  2. リンク要素
  3. テーマ要素

テキスト要素

テキスト要素というのは、ズバリ、html自体の中身を言うわけで、そこに何が、どのように書かれているのかを評価する。

画像などは使わない

当然ながらロボットは文字データしか読むことができない。Flashなどもそうです。 したがって、chikkun digitalという語で検索してもらいたくても、そのページには画像でかっこよくchikkunのへなちょこロゴとなっていても(かっこよくないか(--;)、そのほかにchikkun digitalという文字がなかったら、もちろん、「chikkun digital」では検索されません。Flashでも同様です。

キーワード密度

これはわかりやすいので式だけを載せます。もちろんこれが大きいほど評価されるということですが、分母が大きいと値が小さくなってしまうので、1ページに3~400文字あたりが良いようです(このページは、だめだこりゃ)。

キーワード密度=キーワードの出現回数÷言葉の総数×100

相対位置

次の2つの文を見て欲しい。

  1. 坂井は決して馬鹿じゃないけれど、知久の方は結構馬鹿だと思われる。
  2. 坂井と知久を比較すれば、坂井は決して馬鹿じゃないけれど、知久の方は結構馬鹿だと思われる。

これらの文があるページに対して、「坂井 知久」と検索させたら、明らかに2の方がひっかかります。つまり、坂井と知久が相対的に位置が近いという理由からです。

titleは重要

タイトルはそのページを一言で言い表したものですので、ロボットもこれを高く評価するそうです。その上で、

  1. タイトルはページごとにかえる。
  2. タイトルと実際のページの内容に一貫性持たせる。
  3. 「知久デジタル株式会社」のような固有名詞のタイトルは付けない。仮にどうしてもつけたい場合は「Javaのプログラミングは知久デジタル株式会社におまかせ!!」など、それ以外のその会社の特徴も入れておくことが必要です。
  4. そのタイトル自体の中に、一貫性のないキーワードのつもりで単語を羅列しない。例えば「chikkun,甲殻機動隊,町田市,宇多田ヒカル」というようなものは良くない。
  5. タイトルタグは1つではないとスパムと見なされる。
  6. ■◆○◎などは使わない。ロボットには意味不明ですから。

というあたりを注意して、タイトルを付けるように心がけたい。

aタグ
  1. アンカーテキスト<a href="???" >++++</a> の「++++」がアンカーテキストと言うわけですが、これの評価がロボットでは高いそうです。そのとき、当然「今日の特売品はこちらです」の「こちら」を使ってはいけません。こちらがキーワードと勘違いされ、登録されてしまいます。
  2. リンク先とアンカーテキストとの整合性も評価される。
  3. Javascriptの「onClick」は使わない。 <input type="button" value="トップページへ" onclick="location.href='http://www.chikkun.com/chikkun/index.html'"> はだめだということです。というのもロボットがJavascriptを理解できないからです。
Hxタグ

これは最近のアクセシビリティやら、ユーザビリティでも言われるように、このタグは文字の大きさなどを単に変えるだけのタグじゃありません。これは文章の論理構造をはっきりさせるためのものです。つまり第1章第一節などという文章の章立てになるわけで、そしてその題名は当然ながら、重要なキーワードとなります。ただ<h1></h1> は1つのページに1つというのが原則で、多いとかえってスパムと判断されてしまう。

ulおよびolタグ

これも重要なことを列挙するときなどに使われる(だろう)ということから、重要視されます。

strongやemタグ

これもたたくさんあると1つ1つのワードの重みが軽くなるので(相対的に判断されるわけですから)、むしろピンポイントで使うとそのタグで囲まれたキーワードはロボットに重視されます。

リンク要素

最近の検索サイトは、書いてある内容だけで評価しているのではなく、そのページがどのようにリンクされているのか、そしてどのようなリンクを持っているかも評価しています(そう言われると、すぐに上記のスパムのように、意味のないリンクをたくさん作るという発想を持ってしまうが---そして最初はそれでそれなりの効果はあったのですが)。しかし、現在のロボットは賢くなっており、必要なものを必要なだけつけるしかないようです。。

単純にリンクされているサイトは多いほどいいのですが、ただし、関連性のあるリンクでないとかえって失点するようです。

質も重要です。つまり、有名なサイトにリンクを張ってもらうと、それで大きな得点を得たことになります。

リンクポピュラリティとリンクレピュテーション

上記のような量と質をあわせて表する方法をリンクポピュラリティと言い、それを一歩進めて、リンクを張ってもらっているページのアンカーテキストに書かれている言葉から、その先のサイトがどのようなサイトかということを評価する方法で、googleなどでは使われている。

おもしろい話があります。Googleで「exit」という言葉で検索させると、1位にyahoo、3~4位にディズニーランドが入るそうです(現在は知らない)。これはアダルトサイトの入り口に「18歳以上ですか?」という質問とともに、出口としてyahooやディズニーランドへのリンクがexitというアンカーテキストで張られているからだそうです。

PageRank

PageRankとは、ページに対して張られている「外からのリンク」というウェブページ外の要因を数だけではなく、張ってもらっているサイトの重要性も加味し重要性を評価する方法で、Googleはこれで一躍トップに躍り出たとも言われています。これを確かめる方法が、Googleツールバーサイトにあるツールバーをインストールすると、PageRankが表示されるようになるので、試してみて低かったら、多少見直しをする必要があるかもしれません。

ちなみにウント・メアのトップページは4/10で、chikkun.comのトップページは0/10です(*_*)。

サイトマップ

サイトマップをつくっていると、ロボットはそのリンクをたどっていけるので、サイト全体を巡回してくれて、評価が上がります。 ただしリンクの数は50以下がよいということで、多い場合はページを分ける方がよい。

テーマ要素

これはどのように評価しているのか若干不思議なんですが、ある程度テーマごとにまとまっている、ということが必要のようです。

テーマの絞り込み

ここのページが1つのテーマを明確に持つように作成する。1つのページがいろいろなキーワードで登録されてしまうと、その1つ1つの重みながなくなってしまいますし、検索アルゴリズムの「サイトテーマ」の最適化というのも評価対象になるそうです。

ディレクトリー構造

たとえば、旅行の情報を得ようと検索しようとしたとき、次のようなページ構成になっていたとすると

良くない例

「上海」で検索した際に、そのディレクトリの中には別のタヒチのようなページもあり、このサイトの運営者は上手に「適切な絞り込み」が演出されていない、 とロボットに判断されてしまいます(考えてみたら、生意気なロボットだなあ)。そこで、次のような

良い例

これだと、テーマが十分フォーカスされているので、このページにある情報は、一度でユーザーが満足するだろう、とロボットは高く評価するそうです。

Googleでの評価方法

  1. 検索キーワードを含むウェブページを全部リストアップ。
  2. ページ内要因を評価して、仮順位をつける。
  3. ページ外要因で評価して、調整。
  4. PageRankを考慮して、最終決定。

3と4は区別が今ひとつ付かないのですが、これらからページの重要性を判断し、検索した際の表示の順番が決められています。

コピーライティング

検索されて、仮にトップの方に表示されたからと言って、実際に自分のページに来てくれるかどうかは別物です。 というより、1~2ページ目にある場合はそのコピーライティングがものを言います。つまり、

コピーライティング

赤い部分が重要だと言うことです。Googleについて、少々調べたらGoogleのwebmastersのページに次のようなことが書いてありました。

Google の検索結果で表示されるサイトの説明は、検索された Web ページから抜粋されたものです。Google では、サイトの検索に使用された検索用語に基づいて、説明を自動的に生成します (これらの短い説明には、ページ内で検索用語が現れる部分が表示されます)。

たとえば、猫と犬を扱うペットのサイトがあり、ユーザーが「犬」という条件で検索した場合、 Google 上の説明にはそのサイトで「犬」に言及している関する部分だけが 表示されます。また同じサイトでも、「猫」という検索の結果に含まれる場合は、サイトで「猫」に言及している部分だけが説明内に表示されます。

Google では、決まった形の説明は表示しません。Google では、指定された検索用語を探し、それらの用語が現れる部分を説明として表示します。このプロセスは完全に自動化されているため、説明を編集することはできません。ページ上の該当する部分に変更が加えられた場合、それらの変更は次のクロールの際に反映されます。

Google ディレクトリにあるサイトの説明は、Open Directory Project のメンバーであるボランティアによって編集されたものです。ディレクトリにあるサイトの説明を変更する場合は、サイトが掲載されているカテゴリーに進み、[URL を登録する] をクリックしてフォームに入力し、ODP に送信してください。

というわけで、一部の(infoseekだったかな?)検索ロボットはMETAタグのdescriptionを使うらしいが、 一番シェアの高いGoogleがロボットが自動で振り当てていると言うことなので、そのページの最初に「要約を書いておく」というのが良いのではないでしょうか。 もともと文の最初の部分は重視されるわけですし、要約には検索してもらいたい語句が含まれているでしょうから、 如何に効果的なコピーライティングを書くかが重要だと言うことです。

書き方指南(本家本元)

実際問題、下記のページに行って勉強した方が早いという話もあります。なんせ検索サイトが指導しているわけですから。

  1. Goolge「ウェブマスターのためのGoogle情報」

  2. MSNサーチ「Webマスタのみなさん。ようこそ。」

  3. 「ページ検索インデックスクローラーヘルプ」

キーワードの優先順位

一言にキーワードといっても、どんなものが良いのかはなかなか判断が難しい。そこで次のようなツールがある。

  1. Overtureキーワード入札の予想データ

  2. Googleアドワーズ広告トラフィック見積もりツール

これは自分の現在のサイトがどのような検索語で一番ヒットするとか、クリック数がどれくらいあるとかを調べてくれるもので、 ある程度できあがったものをこれを参考にさらに効果的なものに書き換える際には使えると思います。

KEI(Keyword Effectiveness Index)

KEI = 需要の2乗÷供給×1000

で表されるもので、需要というのが検索された回数、供給が検索でヒットした総数です。この値が大きいと言うことは、供給に対して、需要が多いということになります。つまり、どのような検索語を考えれば良いかと言うことを考える上での指標となるもので、たとえば、「横手 かまくら」は後述するサイトの「キーワードアドバイスツール」で調べた結果は(たしか×1000がないので小さいが)、「横手 やきそば」の方が値が大きい(ただし、「横手 き そば」がダントツ---これって反対に自分が検索する際のポイントにもなりそう。だって、「焼きそば」と書いてあるページもあれば、「やきそば」というページもあるでしょうから)。

ちなみに下記の結果はキーワードアドバイスツールプラスで調べたものです。

横手 かまくら
横手 やきそば

これを使って文章中にどのような検索語を入れ込んだ方が良いのかを調べるのも手かもしれない。

クリック数

リンクがクリックされる割合のこと。CTR(Click Through Rate)とも呼ばれる。クリック率は、

 クリック率=クリック回数÷検索回数

となる。

この値が大きいほど、検索回数が少ない割には、クリック数が多いということになります。つまりそういうキーワードがキラーワードということになります。しかし残念ながら私にはこれを計算している、無料のサイトは見つかりませんでした(今ひとつよくわからない(--;)。

lynx

基本的には、ロボットはテキストベースでページを読んでいくので、テキストベースのブラウザで確認すると良いと思います。つまりロボットになったつもりで自分の作ったサイトを巡回してみれば良いと言うことです。lynxでアクセシビリティチェックあたりが参考になると思います。これはさらに、たぶん、文章読み上げソフトなどもこれがあると、どう読まれるかなどもわかるような気がします。

by 知久 和郎